【脱ニキビ!】睡眠で健やか肌を

飲み会などで遅くなる日が続くと出てくるニキビ・・・

眠る時間が少なかったり長く眠っていても眠りが浅かったりすると、 その影響がニキビとなって肌に表れることがあります。疲れているうえにニキビを見つけたりしたら、げっそりしてしまいますよね。

この記事では「なぜ夜更かしするとニキビができるのか」を分かりやすく解説し、睡眠でニキビを防ぐコツについてお話ししたいと思います!

夜更かしするとニキビができる理由

よく眠れた日は肌に潤いを感じても、あまり眠れなかった日は肌が乾燥したり化粧ノリがよくなかったりしませんか?

それにはちゃんと原因があったのです。

【体内時計が乱れる】

忙しくて全く寝ない日があれば休日夕方まで寝たりするような不規則な生活が原因で、体内時間が乱れてしまいます。 私たちの身体にある体内時計は、自律神経の働きを調整する役目も持っています。日中は交感神経が優位で、活動的になっていますが、夜には副交感神経が優位になって、身体をリラックスさせ休息します。 ところが体内時計が乱れると、夜になってもこのスイッチがうまく切り替わらず、交感神経が優位な状態が長く続いてしまいます。すると交感神経の男性ホルモン分泌を促進する作用によって、男性ホルモンの量が増えてきます。 男性ホルモンは皮脂の分泌を増やしたり、角質を厚くするはたらきがあるため、皮脂が毛穴に詰まってニキビができやすくなってしまうのです。

【血行やリンパの流れが悪くなる】

夜更かしをした次の朝、目の下にクマを発見したことはありませんか?これは、肌の血液循環が明らかに悪くなっている証拠。 前述のように、不規則な睡眠は体内時計を狂わせ、自律神経を乱してしまいます。交感神経は血管を収縮させるはたらきがあるため、これが優位な状態が続くと、全身の血の巡りが滞りがちに。栄養や老廃物は血液が運んできてくれるため、血行不良の肌は栄養不足になり、ニキビができやすい状態になってしまうのです。 また、リンパの流れはとてもゆっくり。主に夜間に流れているため、睡眠時間が短いと、リンパの流れも滞りがちになります。老廃物を処理するはずのリンパの流れが滞ると、肌にも老廃物が溜まり、むくんだり、ニキビの原因になるのです。

【お肌のターンオーバーが遅くなる】

私たちの肌は、28日周期でターンオーバーしています。このはたらきに欠かせないのが、肌の新陳代謝をさかんにする「成長ホルモン」。 成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、眠らなければ分泌されません。睡眠不足で成長ホルモンが不足すると、肌のターンオーバーが順調に進まず、古い角質がいつまでも肌表面にとどまります。 そうなると、できてしまったニキビの治りが遅かったり、ニキビ跡がいつまでも残るといったニキビ悩みの原因に。また肌はくすんだりごわついたりして、毛穴も詰まりやすくなっていますから、新しいニキビもできやすいのです。

ニキビを防ぐ睡眠のコツ

【起床時間を固定する】

毎朝一定の時間に起きて太陽の光を浴びると、そこで体内時計がリセットされ、一日がスタートします。そうすると毎日決まった時間にお腹が空き、眠くなります。昼間は交感神経が活発にはたらき、夜になれば副交感神経が優位になるというリズムも整います。 寝だめは、せっかく平日にできていた体内時計を乱してしまうのでおすすめできません。 休みの日も昼までだらだら寝るのではなく、いつもと同じ時間に起きて朝の光を浴びること。

【深い睡眠を心がける】

深い睡眠をすることで成長ホルモンが沢山分泌され、ターンオーバーの周期が整ってきます。 深い睡眠をしやすくするには①体を温めてから寝る②寝る環境を整える ①はお風呂に浸かるなどしてリラックスした状態でねることで深い睡眠に入りやすくなります。 ②は寝る事に集中することです。 寝る3時間前には食事を済ませ、胃を休ませる。 スマホ、パソコンを寝るまえには控える。 また、寝る部屋は暗くしテレビなどつけっぱなしにしないことで 脳を十分に休ませましょう。

生活習慣を整えて脱ニキビ!

生活習慣の乱れはニキビがかなりできやすい状態を作っています。 まずは睡眠・食事から見直してみましょう!

どうしても忙しくて寝るのが遅くなる場合、夜遅くまで残って残業するよりも、朝決まった時間に早く起きてするほうが意外にはかどるかもしれません。ムリなく続けられる自分の生活リズムを探してみましょう。

>>寝てる間にニキビを集中ケア!(Amazon)