ニキビの上からメイクはアリ?-ニキビ肌へのメイクのコツと注意点ー

ニキビの上からメイクしていいの?

ニキビができているときってあまり触らないほうがいいといわれてますよね。 なぜならニキビに菌が入り、よりひどくなる可能性があるからです。

しかし、仕事上化粧が必要だったりしますよね。 なによりもすっぴんで外出なんてことに抵抗があるのでは? さすがに、ニキビが治るまでずっとすっぴんで外出なんて考えられないと思います。 メイクが必ずしも悪影響しかない というわけでもなく、埃や乾燥から守ってくれたり紫外線対策にもなるのです。 逆に埃がニキビを刺激したり、紫外線がニキビの色素沈着の原因となることもあるのです。 なので必ずしもメイクがニキビ肌に悪影響しかないとは言えないのです。

ニキビ肌とメイクのベストな向き合い方は、ニキビ肌向けの「極力低刺激」かつ「お肌を清潔に保つ」を兼ね備えたメイクをすることではないのでしょうか。 また、どうせメイクするならもっときれいにニキビを隠したいですよね! そのために私たちができることについてお話します!

ニキビを上手に隠すには?

メイクで重要なのはベースメイクにあると言えます。ベースメイクをしっかりと完成させていないと、いくらその上からファンデーションを塗ったとしても上手に塗る事ができずにムラになってしまいます。また、ベースメイクは、肌に近い部分に行うメイクになりますので、肌への影響力も大きい為、しっかりと正しい知識を持って対応する事が必要になります。

【キホンの保湿】

大人ニキビの原因として最も多いのは、乾燥によって肌のターンオーバーが乱れている事です。 その為、しっかりと保湿をしてあげるというのはとても重要な事になります。また、極力油分が少ないものを選びましょう。 最近ではニキビの原因菌への滅菌作用をもちつつニキビ専用美容液などが配合された商品を多数目にします。そういった物を使って肌の状態をフラットにするのがとても重要になってきます。

【コントロールカラーの下地をうまく使う】

洗顔→化粧下地→BBクリームorファンデーション→パウダー の手順で、コントロールカラーの下地を化粧下地のタイミングで塗ります。 コントロール下地は化粧下地がなくてもOKです! それでも化粧下地を塗る方は、化粧下地のあとにコントロール下地を塗る順番になります。 一般的なピンク~クリーム色のコントロールカラーではなく、グリーンを使う方がうまく隠せます。 びっくりするような色ですが、赤と緑は正反対の性質を持つ「補色の関係」にあるので、重ねることで、相手の色をうまく打ち消してくれるのです。例えば、頬辺りに赤ニキビが複数できている場合は、頬部分だけぼかすようにグリーンを入れます。ニキビのない部分には塗らないようにしましょう。グリーンのコントロールカラーを塗っただけの状態では、少々色味に違和感を感じるかもしれません。でも上からファンデーションを重ねてみると、十分な補正効果が感じられます。

【低刺激タイプのBBクリームorファンデーションを】

化粧下地でベースを作り、コントロールカラーで色の補正を行ったら、最後にBBクリームやファンデーションを重ねます。ニキビ肌におすすめなのは、肌に負担の少ない低刺激タイプ。肌への密着度が高い、カバー力のあるファンデーションは不向きです。

BBクリームorファンデーションの後は優しくパウダーで仕上げます。 ここまでがベースメイクでの隠し方です!

ニキビ肌のメイクの気を付けること

【メイク道具は清潔に】

ニキビを悪化させないためにはメイク道具が清潔であることが必須です。 毎日使うパフや筆、そのまま放置しておけば置くほど細菌は増えます。 なので毎日クレンジングと石鹸で洗うことが大切です。 また、使い捨てパフやスポンジを使うのもいいでしょう。

【油分の多い化粧品は避けて】

ニキビは毛穴が詰まると悪化しやすいです。そして油分は毛穴につまりやすくニキビの原因菌のエサとなります。 なので化粧水、乳液、美容液やBBクリームなど油分が極力含まれていないものが望ましいです。

【ウォータプルーフやカバー力が高いBBクリームorファンデーションもNG】

水で落ちにくいウォータープルーフの化粧品、長時間崩れにくいタイプのカバー力が高い化粧品は、油分の多い化粧品と同様に、毛穴に詰まりやすく、ニキビ肌にはふさわしくありません。また「汗や皮脂で落ちにくい」=「クレンジングで落ちにくい」ということなので、メイクオフが困難になります。メイク落ちの良いオイルクレンジングは、ニキビ肌には刺激が強すぎます。比較的マイルドなミルククレンジングやジェルクレンジングで落とせるように、肌への密着度が高すぎないファンデーションを選びましょう。

ニキビと正しく向き合う

いかがでしたか? 想像しているよりも、ニキビ向け商品や情報はたくさん出回っています。 そうした中できちんと見極めてただしくニキビを治したいものですね!